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プール開きの季節。プール内での感染症にご注意!

2016/06/20

こんにちは、スギオだよ。


そういえば、去年の夏にプールに通っていたらプールで感染症にかかってしまったんだよ。


プールは塩素で消毒されているから感染症なんて考えてなくて、病院でプールが感染経路になるって聞いた時はびっくりだったんだよ。


そこで今回はプールでなぜ感染症にかかるのか、プールで感染しやすい病気、そしてプールでの感染を防ぐ対策を紹介するよ。





プールは感染症に掛かりやすい!?



最近では5月の初旬でも日中の気温が30度を超えることもあって比較的早い時期からプールで水遊びをしている人もいるんじゃないかな?


保育園や学校なんかでは梅雨が明けるとプール開きがあっていよいよプール本番の季節がやってくるんだよ。



でもプールって、不特定多数の人が一気にプールに入ることで鼻水や唾液などがプールの水の中に溶けることになるよね。


そうすると、当然だけど鼻水や唾液に含まれているウイルスや、細菌もプールの水に溶け込むことになって、感染するルートとなってしまうんだよ。



特に消毒の状態が悪いプールの場合は感染症が発生しやすくなっているから注意が必要なんだ。


最近は夏風邪のウイルスが冬に流行することもあるんだけど、これは温水プールなどが広く普及したことで夏のプールで感染していたものが冬のプールでも感染してしまっているからなんだ。





プールで感染しやすい3つの病気



次はプールで感染しやすい3つの病気を紹介するよ。



・咽頭結膜熱(プール熱)


咽頭結膜熱はプール熱とも呼ばれる病気で、これはもちろんプールで感染するからそう呼ばれているんだ。


アデノウイルスというウイルスがプールの水を媒介として感染する病気で、38度以上の高熱、のどの痛み、目の充血や結膜炎の症状がプール熱の主な症状となるんだよ。


通っている保育園や幼稚園、学校によってはプール熱を発症すると治っても登園許可証や登校許可証が必要な場合があるんだよ。



・ヘルパンギーナ


これもプール熱と同じようにウイルスがプールの水を媒介として感染する病気なんだよ。


プール熱よりも高い39度以上の高熱が長く続くのが特徴で、のどの奥に口内炎が出来てしまうから水分補給や栄養補給がしづらくなってしまうんだよ。


原因となるウイルスが複数あるから何度も感染してしまうこともあって大人が感染すると子供よりも重篤化することもあるんだよ。



・手足口病


名前の通り、手や足、口に発疹ができる病気だよ。


水泡になる場合もあって痛みもあって発熱や嘔吐、下痢などの症状が出ることもあるんだよ。


口内に発疹ができると痛みで飲み物や食べ物を受け付けなくなって食欲が減退してしまうんだよ。



上に挙げた3つの病気はプールで感染する病気の中でもポピュラーなもので、この他には溶連菌感染症など色々とあるから、気になる人は調べてみてね。





プールでの感染を防ぐ対策をご紹介



楽しくプールで遊んでも病気に感染してしまったら楽しい思い出にはならないよね。


そこで100%ではないけれども、できるだけプールで感染症に感染するのを防ぐ方法を紹介するよ。


プールでの感染症対策は、


・うがいをする


・手を洗う


・目を洗う


この3つだよ。



とても簡単なことなんだけど、意外とできていない人も多いんだよ。


プールのあとには必ずうがいをして目や手、全身をよく洗うようにするといいんだよ。


この時にタオルなどを友達と貸し借りしないようにすることも大切だよ。



基本的には体力などが落ちて免疫力が低下している時にはプールに行かないようにするのが重要で、感染症に感染してしまった場合には回復しても十分に体内のウイルスがなくなってからプールに遊びにいくようにするといいんだよ。


感染しないことも大切だけど感染源にならないことも大切なんだよ。



今回はプールでの感染症とそれを予防するための対策について紹介したけど役に立ったかな?


プールで感染する感染症知識を知っておくことで予防に役立てることができて、感染しても慌てずに対処することができるよ。