こんにちは!ヘム子ですよ。
みなさん『ハチミチ』はお好きですか?
パンケーキやワッフル、トーストなどにかけて食べたり、アイスクリームやヨーグルトにトッピングしたり、とろりと甘い「はちみつ」が大好物という人も多いですね。
蜂と植物の力で作られるはちみつは、天然の甘味がたっぷり詰まった自然食品ですね。
そこで今回は、はちみつの旬の時期やはちみつに含まれる栄養素や効能、そしてはちみつを食べる時の注意点などを紹介しますね。
実は春がはちみつの旬だった
はちみつはミツバチが集めた花の蜜を巣の中で加工して貯蔵したものですね。
養蜂場に行くと、とてもたくさんのミツバチが植物と巣を行ったり来たりしてはちみつをせっせと集めていますね。
はちみつはアカシアの花やレンゲの花から集められたものが一般的で、この他にローズマリーやクローバー、オレンジやラベンダーなどの花からも集められていて、それぞれで香りや味が違うんですよ。
そして、これらの花のほとんどが春から初夏にかけて咲くことから、はちみつは4月から5月の春から初夏にかけてが旬になりますね。
「花が咲く頃がはちみつの旬」と覚えておくといいですね。
はちみつの栄養素とその効果
はちみつには色々な効果や効能があります。
はちみつの成分のうち約8割を占めるのがブドウ糖で、体に入るとすぐに吸収されてエネルギーに変換されるので、はちみつは脳のエネルギーと呼ばれています。
そして次に注目すべき栄養素がビタミンB2やB6です。
花粉由来のビタミンで美肌に良いとされていますよ。
天然由来の良質なビタミンです。
また、はちみつにはカリウムやマグネシウムなどのミネラルも豊富に含まれていて、特にカリウムは余分な塩分を体外に排出する働きがあります。
この他には、抗酸化作用物質となるポリフェノールや人体を構成するタンパク質の元となるアミノ酸、酵素などが含まれています。
はちみつには疲労回復効果やストレス軽減効果、アンチエイジング効果、生活習慣病の予防効果があり、健康はもちろんのこと美容にも効果があります。
その理由は、はちみつに含まれる豊富な栄養素なんですね。
この他にもはちみつの効果を健康と美容に分けて紹介しますね。
【健康】
・胃腸の調子を整える
・咳止め
・喉のケア
・貧血の改善
・眼精疲労の改善
・不眠症の改善
【美容】
・保湿
・肌荒れの防止
・ダイエット
・便秘の解消
などがありますよ。食べたり、スキンケアの際に直接肌に塗ることが出来たりと様々な使い方が出来ますよ。
はちみつは熱を加えると含まれる栄養素のほとんどが壊れてしまうので、はちみつを健康や美容に活かす時には加熱せずに取り入れましょう。
ハチミツのボツリヌス菌にご注意!
小さな子供さんがいらっしゃるご家庭では、1歳前の子供に、はちみつを与えてはいけないと育児本などで知る機会があると思います。
これは、はちみつに含まれるボツリヌス菌が赤ちゃんに感染するおそれがあり、感染すると乳児ボツリヌス症を引き起こすからです。
ボツリヌス菌はもともと土壌や海、湖、川などの泥や砂の中に存在している菌で、食中毒を引き起こす微生物です。
乳児ボツリヌス症の場合は、1歳未満の赤ちゃんがはちみつに混入したボツリヌス菌の芽胞と呼ばれる菌の種の様なものを口にして発症する感染症です。
実は日本でも約5%の赤ちゃんがボツリヌス菌に汚染され、乳児ボツリヌス症を発症しています。
大人がボツリヌス菌に感染すると激しい食中毒の症状を引き起こすのですが、これはすでに整腸した菌や増殖した菌によって引き起こされるもので乳児ボツリヌス症とは区別されていますよ。
ボツリヌス菌の芽胞が赤ちゃんの腸内に入ることで突然便秘を起こしたり、ひどい場合には全身の筋力が低下してミルクの飲みが悪くなったり、ぐったりした様子になるだけではなく最悪の場合には突然呼吸が止まることもあります。
とは言っても、致死率は1%から3%程度でボツリヌス菌による食中毒に比べると低い確率となっていて、病院できちんと治療を受ければ後遺症なども残ることなく完治します。
ただし、感染すると完治しても数ヶ月は排泄物の中にボツリヌス菌が残っている場合があるので、二次感染などには十分な注意が必要ですよ。
今回は、はちみつの旬の時期や栄養素と効果、はちみつによる乳児ボツリヌス症について紹介しましたが役に立ちましたか?
はちみつは飲む美容液、神秘の食品とも言われて健康や美容など広く役立てることが出来ます。
皆さんもこの機会にぜひ旬のハチミツを食べてくださいね。