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春の和食の王様、たけのこの豆知識

2016/04/25

こんにちは!サヤくん、マメくんだっぺ。


たくさんある春の野菜の中でも、春を感じさせてくれるものと言えばたけのこだっぺ。


たけのこのご飯やたけのこの天ぷら、煮物に刺身、実はたけのこは「古事記」に登場するぐらい日本では古くから食べられている馴染みのある春野菜だっぺ。


そこで今回は僕らがたけのこのでき方や種類、たけのこの栄養について紹介するっぺ!





たけのこのでき方



代表的な春野菜でもあるたけのこ旬は4月から5月だっぺ。


生のたけのこは旬の明確な食材だからこそ日本料理でも春の味覚としてよく登場するっぺ。



たけのこは名前の通り竹の子で、竹の地下茎から出てきたのがたけのことして食べることが出来る部分だっぺ。


この時のたけのこを孟宗竹(もうそうちく)って言って、とっても柔らかい部分だっぺ。


柔らかい穂先が特徴で、土から出て日に当たってしまうとえぐみが強くなって風味が落ちるから、たけのこを収穫する時は朝露で地面が湿った早朝に土の中から掘り起こして収穫するんだっぺ。





あまり知らない、たけのこの種類



春野菜のたけのことして市場に一番出回るのがさっき紹介した孟宗竹だっぺ。


原産は中国江南地方で、特徴としては大型で厚みがあって、中の実が白くて食べると甘味のある上品な味わいになっているんだっぺ。


基本的にはぬかを使ってアク抜きをして使うことが多いんだけど、煮物や炒め物、揚げ物と幅広く調理することが出来るっぺ。


孟宗竹は京都のものが全国的にも有名なんだけど、実は東北地方などの寒い地方では出来ないたけのこなんだっぺ。



たけのこと一言で言っても孟宗竹の他に食用に出来るものは10種類以上もあって、東北や北海道なんかの北日本が主な産地となるのが根曲がり竹や四方竹(しほうちく)だっぺ。


根曲がり竹や四方竹は小型で細い竹で現地では山菜なんかと同じ様に売られているものだっぺ。


穂先はやわらかくて、根元はコリコリとした食感で、アクが少ないからそのまま調理することも出来るっぺ。





実は栄養が豊富!?たけのこの栄養について



旬を迎えるというのは何も安価な価格で美味しく食べることが出来るという意味だけではないんだっぺ。


旬は野菜にとって最も生育条件が揃った環境で育って最も成熟している時期なんだけど、味はもちろんのこと栄養も最も高い状態になっているんだっぺ。



例えば夏が旬になるきゅうりやトマトは体を冷やす効果があって、暑い夏に体調を整える効果があるんだっぺ。


冬が旬になるほうれん草は冬の低温の中でじっくりと太陽の光を浴びて、良質な栄養(ビタミンC、ビタミンB6、鉄など)を蓄えているんだっぺ。



旬の野菜のは季節外れの野菜と比べて同じ量を食べたとしても栄養価が倍以上違うことがあるから、これは是非とも取らなきゃいけないっぺね。


旬の時期に旬のものを取り入れることで、その野菜の栄養素を最大限に取り入れることが出来る様になるんだっぺ。



それじゃあ、春が旬になるたけのこにはどんな栄養素が含まれているのか?


実はたけのこには豊富な栄養素が含まれているんだっぺ。


これからその栄養素を紹介するっぺ。



まずはたけのこの独特な味わい成分だっぺ。


この成分はアミノ酸の一種であるチロシンだっぺ。


このチロシンにはストレスを和らげる効果があって、うつ病を改善したり集中力を高める効果があるんだっぺ。



そして次の栄養素は食物繊維だっぺ。


実はごぼうや、大根なんかの根菜に次ぐレベルの豊富な食物繊維がたけのこには含まれていて、腸内環境を整えて便秘の解消をするのはもちろん、コレステロールを体外に排出しやすくすることから生活習慣病の予防にも効果を発揮するんだっぺ。



そして最後はカリウムだっぺ。


ミネラルのカリウムがたけのこには豊富に含まれていて、カリウムは過剰に摂取した塩分を体外に排出する効果があることから高血圧などの生活習慣病を予防する効果があるんだっぺ。




今回はたけのこのでき方や種類、たけのこに含まれる栄養素について紹介したっぺ。


毎年春になるとたけのこを食べているという人でも意外と知らないことも多かったぺか?


あまりたけのこを食べる機会がないという人も、この記事を機会に、春になったら是非とも食べてもらいたいっぺ。