こんにちは!ニン太だニクよ。
春になるとみんなが楽しみにしているのがお花見ニクよね?
満開の桜の下で美味しいお弁当を食べたり、お酒を飲んだり、中には桜が散るまで何度もお花見に行く人もいるんじゃないか?
でも意外と知られていないのがお花見の歴史や満開の咲き誇る桜のことニクよ。
そこで今回は僕がお花見の歴史や桜の種類、そして一味違うお花見の楽しみ方を紹介するニクよ!
あまり知られていない、お花見の歴史
お花見は奈良時代の貴族の行事が起源だと言われているニクよ。
元々日本ではお花見が行事になるまで梅を鑑賞することが多かったみたいだニクよ。
これは中国の文化の影響が大きく、この時代はまだまだ花と言えば梅だったんだよ。
ただこの時代の貴族のお花見は、花見の宴として杯を酌み交わしながら詩歌を詠む風流なもので、現代のお花見に近いもので言えば、この時代に取り入れられていた庶民の豊作を願い農耕行事の方が近いニクよ。
庶民の農耕行事は暖かい地方では3月3日、寒い地方では4月8日と決まった日に忙しい農耕や漁労の仕事に入る前に、労働を休んで春の一日を野山や海辺に出かけて飲食をしたり遊んだりする習わしだったニクよ。
桜の咲き具合からその年の作柄の豊凶を占ったのはもちろんのこと、桜の下でお酒を飲んだり食べ物を食べたり、山や海辺で山の神や海の神と、人が一緒に食事をするという儀式で、そんな中でも山遊びの桜は里に下りて来た神様の居場所を示す場所だとされていたニク。
そして奈良時代には、儀式や習わしと言った意味合いが強かったお花見も娯楽として浸透したのが江戸時代ニクよ。
1620年代に初めて桜の山が作られて上野の寛永寺が建立された時に、三代将軍徳川家光が吉野山の桜を移植したニクよ。
これをきっかけに浅草や王子の飛鳥山、隅田川や小金井堤なんかの今でも有名なお花見スポットとなっている桜の名所が幕府によって作られていき、一般にも解放されてお花見が盛んになったニクよ。
江戸の庶民は旅や宴、花が好きな性質でこのころのお花見は現代のお花見の様にお弁当や団子、桜餅やお酒なんかを持ち寄って楽しんだニク。
実は、桜は数百種類もある!?
お花見の歴史はわかったんだけど、じゃあ日本全国で咲く桜の種類はどのくらいあるか知っているニクか?
一番有名な桜の種類はソメイヨシノだよ。
このソメイヨシノは全国に咲く桜の8割がこの品種だからテレビのニュースでよく聞く桜の開花宣言でも基準になっているニクよ。
でも日本で咲いている桜はソメイヨシノだけじゃないニクよ。
実は桜の種類は300種類以上もあるニク!
例えば桜色の桜だと、白妙(しろたえ)、白雪(しらゆき)、琴平(ことひら)、太白(たいはく)なんかがあるニクよ。
桜色よりももっと濃い色のものだと、紫桜(むらさきざくら)、寒緋桜(かんひざくら)、河津桜(かわづざくら)、そして少し珍しいものだと緑や黄色の色をした、鬱金(うこん)、御衣黄(ぎょいこう)なんかがあるニクよ。
色以外でも分けることができて、例えば大輪の花を咲かせる桜だと大島桜(おおしまさくら)や関山(かんざん)があって、関山は桜の花びらの塩漬けにも使われているニクよ。
この他には春に咲いて秋に咲く、冬桜(ふゆさくら)や不断桜(ふだんざくら)もあるニクよ。
桜の季節は春と思い込んでしまっているから秋にも咲く桜を今年は探しているといいニクよ。
ひと味違うお花見の楽しみ方、夜桜と屋形船をご紹介
お花見日和と言えばやっぱりよく晴れた気持ちのいい天気の日ニクね。
でもお花見には晴れた昼間以外にも夜桜や、屋形舟のようにいつもとは違ったお花見を楽しむことが出来るニクよ。
まずは夜桜だニク。
毎年、お花見スポットになる桜の名所ではライトアップされた夜桜を楽しむことが出来るようになっているニクね。
夜桜が一般的になったのは、照明を使うことが出来るごく最近のものと思うかもしれないけど、実は江戸時代には既に提灯などを使って夜の桜を楽しむ文化が根付いていたんだニクよ。
この頃は夜の闇の中でうっすらと浮かび上がる桜の美しさを愛でていたニクよ。
現代の夜桜は、いろいろな照明を使って桜並木全部をしっかりと照らしているところが多いから、夜の暗闇で見えにくいことがないニク。
だから、夜風の中で満開の桜をしっかりと楽しむことが出来るニクね。
そして次は屋形船でのお花見ニクよ。
お花見の中でもなんだか屋形舟なんて聞くと敷居が高いイメージがあるニクね。
でも実は屋形舟でのお花見は毎年人気になっていて、比較的リーズナブルな価格で利用することが出来るんだ。
屋形舟なら場所取りも不要で、特等席から優雅に桜を眺めることが出来るニクよ。
今回はお花見の歴史や桜の種類、そして少し変わった桜の楽しみ方が出来るお花見の方法を紹介したけどどうだったニクか?
一言で桜と言っても何百種類もあって、楽しみ方も何種類もあるニク。