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冬にこそ要注意!高血圧の原理とその予防法

2016/02/22

こんにちは、スギオだよ。


冬になると、急激に寒くなって体調を崩す人も多くなるよね。


風邪ならしっかりと休めば治るけど、休んでも治らないことってあるよね。


例えば高血圧、実はこの時期に気を付けたいのは、高血圧なんだ。


ここでは、冬にこそ気を付けたい、高血圧のメカニズムや予防法について紹介するよ。






気になる、高血圧の原理とは?



高血圧がどんな原理で起こるのかを知る前に、そもそも「血圧」って何?ってところから紹介するよ。



僕たちの体には、たくさんの血管が通っていて、この管を伝って全身に栄養が行き渡るようにできているよね。


この血流を促すポンプの役割を果たしているのが心臓で、平常時なら1分間に約6080回の収縮をしているんだよ。


血圧というのは、この心臓が血液を押し流す時に、血管に加わる圧力のことを言うんだ。



心臓の収縮の際にかかる力が強くなったり、収縮の回数が増えたりすると、平常時よりもたくさんの血液が血管に押し出されることになるんだけど、これによって強い圧力がかかると、高血圧になってしまうんだよ。



ちなみに、血圧を測る時には最大値と最小値という2つの数値を出すけど、これは、収縮期血圧(最大値)と、拡張期血圧(最小値)の両方を測っているからなんだよ。



「血圧が高い」という言葉はよく聞くし、体に良くないことはわかっているけど、どんな仕組みになっているのか知らない人が多かったんじゃないかな?


高血圧になると、体にも大きな負担が掛かるから、注意したいところだね。






なぜ高血圧は2月に多いのか?



上で紹介した高血圧だけど、実は2月になると増えると言われているんだ。


その理由は、気温が下がることによる血管の収縮なんだ。



僕たちの体の中は、周りの環境の変化に応じて機能調整が行われているんだ。


気温の低下も体に大きな変化を及ぼす要因のひとつ。


体の中で正常に機能調整が行われなかったとすると、外の気温に合わせて体温も下がって細胞が死んでしまい、体がコントロールできなくなってしまうよね。


そうならないためにも、気温が下がると、血管が収縮して、体温の低下を防いでくれるんだ。


こうやって体内で上手に機能調整が行われているから、寒い場所にいても温かい場所にいても、体温が変わることがないんだね。



でも、血管が収縮するということは、圧力が強く掛かってしまうので、高血圧の原因になるんだよ。


こういったことから、寒い時期になると、高血圧のリスクが高まってしまうということなんだよ。



僕たちの体では、こんなにいろいろなことが起こっているんだね。


でも、だからこそ、体に大きな負荷をかけないことが大切なんだよ。


特に、冬は体に負荷が掛かりやすいから、急激な温度変化には充分注意しよう。






簡単に出来る5つの高血圧予防法



脳梗塞や心筋梗塞など、怖い症状にも繋がりかねない高血圧。


重大な症状が発生してしまう前に、きちんと予防しておこう。


そこで今からオススメの高血圧の予防法を5つ紹介するよ。



一つ目は、お酒を飲み過ぎない。


アルコールをたくさん摂取すると血管が収縮してしまうから、飲み過ぎには注意しよう。



二つ目は、タバコを吸い過ぎない。


これもお酒と同じく、血管の収縮の原因になるので、できるだけ控えたいところ。


禁煙が難しくても、体のことを思うなら減煙も視野に入れておこう。



三つ目は、運動不足にならない。


運動をする習慣がないと、血流が滞りやすくなってしまうから、適度に体を動かすことが大切だよ。


太っている人も高血圧になりやすいと言われているから、できるだけ体を動かす習慣を身につけよう。



四つ目は、ストレス。


精神的なストレスも、血圧に大きな影響を与えると言われているよ。


趣味に打ち込む時間を作ったり、体を動かしたりと、ストレス発散の方法を自分なりに取り入れてみよう。



最後は、食事。


血圧を下げてくれる食品には、わかめやほうれん草、小松菜などがあるよ。


高血圧が気になる人は、こういった食品を積極的に摂るように心がけよう。



怖い高血圧も、早めに予防しておけば安心だね。


ここで紹介した以外にも、たくさんの予防方法があるから、ぜひ取り入れてみよう。



今回は高血圧のメカニズムや、予防方法などを紹介したけど、どうだったかな?


寒い時期になると、高血圧のリスクも高まるので、他の季節以上に注意したいところ。


普段、健康に暮らしている人でも、いつどんな時に心筋梗塞などを発症するかわからないから、ここであげたような方法を取り入れて、高血圧予防をしようね。