こんにちはスギオだよ。
ウイルス性胃腸炎は最近よく聞く病気だけど、みんなは知っているかな?
これは感染性胃腸炎の仲間で、ウイルスによって引き起こされる胃腸の症状がメインの感染症なんだよ。
ウイルス性胃腸炎は、子供から大人までかかる可能性があって、ウイルスの種類によっては死亡することもあるから、しっかりと知っておきたいね。
今回はそんなウイルス胃腸炎について紹介するよ。
まず知っておくべき、ウイルス性胃腸炎の症状と種類について
まずはじめに、ウイルス性胃腸炎の症状について見てみるよ。
ウイルス性胃腸炎は、ウイルスの種類によって多少の違いがあるものの、多くは嘔吐や下痢、腹痛の共通する症状が特徴的なものなんだよ。
次にウイルス性胃腸炎の種類について紹介するね。
ウイルスの種類には主にロタ、ノロの2つがあって、ノロウイルスは風邪のような症状が出たり、ロタウイルスでは高い発熱があるんだよ。
ロタウイルスは便の色が白っぽくなることもあって、激しい下痢で脱水症状を起こすんだ。
さらにロタでは死亡例もあるというから、注意が必要だね。
どちらのウイルスも乳幼児や高齢者に感染するととても危険で、悪化しやすいんだよ。
ウイルス性胃腸炎はつらい症状がたくさんあって、それが治っても感染することがある怖い病気なんだね。
二次感染にならないために、家族が掛かった時の対処法
家族にウイルス性胃腸炎の人が居る場合には、二次感染の危険があるよ。
二次感染というのは、最初に食べ物などから感染した人から他の人に糞便や吐しゃ物を介して感染することだよ。
家族がかかった時に二次感染を予防する対処法を紹介するよ。
同じタオルや食器を使わないこと
その時期だけペーパータオルを使ったりして工夫するといいね。
吐しゃ物や便を処理するときには、手袋とマスクをすること
特に赤ちゃんを看病する人は注意が必要だよ。
処理をした後はきちんと手洗いうがいをしたり、吐いたものがついた床などは次亜塩素酸ナトリウムなどできちんと消毒したり、捨てられるものなら捨ててしまった方がいいよ。
最後にウイルス性胃腸炎のウイルスはアルコールで死滅しない点にも注意しないといけないよ。
一緒に暮らしている家族は、看病をしたりタオルを一緒に使ったりするから、二次感染の可能性が高いんだね。
だからこそしっかりとした対処をして、二次感染を徹底的に回避しよう!
ウイルス性胃腸炎を早く治すための4つのポイント
ウイルス性胃腸炎の治療薬はないから、症状が治まるまで待つことになるんだね。
症状を緩和する対症療法としての薬はあるから、重い症状は軽くしながら回復させられるよ。
医者にはもちろん行かなくちゃいけないけど、自分でも家族の協力で早く治るように工夫したいね。
ということで今回はウイルス性胃腸炎を早く治すためのポイントを紹介するよ。
嘔吐や下痢で失った水分はきちんと補う
ウイルス性胃腸炎では、嘔吐や下痢が激しい時期があるよ。
いつもよりも水分がからだから奪われやすくて、脱水症状を起こす危険があるんだ。
それに体の中からしっかりとウイルスを排出するためにも、水分をたっぷりと取ることは大事なことだよね。
食事は無理をしない
栄養を摂らないと治らないと思って無理して食事をするのはやめておこう。
食べられるようになるまでは、水分補給だけで大丈夫だよ。
無理して食べても、胃腸がウイルスで侵されているために余計に負担になってしまうこともあるんだよ。
食べられるようになっても、油っぽいものや刺激物はやめようね。
少し回復してきた時も、症状がぶり返すリスクがあるから、しばらくは消化の良いものを食べるようにすると安心だよ。
吐き気止めはなるべく使わない
ウイルスを排出するために嘔吐や下痢があるのだから、吐き気止めや下痢止めはなるべく使わないようにした方がいいんだよ。
病院でもできるだけ使わないようにしているから、自分で勝手に飲むのは禁止だよ。
4.スポーツドリンクは避ける!
みんな病気になった時はポカリスエット、アクエリアスを飲むよね?
でもこの2つのスポーツドリンクはノロウイルスには効果がないんだ。
なぜ効果がないか簡単に説明すると、実は2つとも効果的な成分は入っているけれど、成分の濃度が足りなかったり、効率良く吸収できないから、余分な水分補給となってしまい、かえって下痢の症状を悪化させてしまうんだ。
以上がウイルス性胃腸炎を早く治すためのポイントだよ。
もしウイルス性胃腸炎にかかってしまってもこのポイントを思い出して落ち着いて対処して欲しいね。
今回はウイルス性胃腸炎について色々紹介したけど、みんなわかってくれたかな?
赤ちゃんや高齢者の人は体の免疫が弱いから、流行っている季節には特にしっかりと予防をしようね。