寒さが本格的になるこれからの季節には発熱が重要になってくるニク!
発熱といっても風邪からくる発熱や、生理現象による発熱まで様々なものがあるニクよ。
今回はこのような様々な発熱について紹介するニク。
風邪の時の発熱は身体が行う自己防衛!?
風邪の時に身体が発熱するのは自己防衛っていってるけど、それっていいことニク?悪いことニク?
今回はこのようなみんなの疑問を解決するニクよ。
まず最初に、身体が自己防衛した時に発熱するメカニズムを簡単に解説していくね。
まず身体に入ってきた風邪のウイルスを身体を防衛する兵士である白血球やマクロファージといわれる細胞達がウイルスを迎え撃つニク。
この白血球やマクロファージは風邪のウイルスと戦い始めると同時に、身体の大将である脳にウイルスがきたことを知らせるためにサイトカインという伝令のための物質を作るニク。
このサイトカインは血液の流れに乗り、脳の視床下部の近くまで移動するニク。
でもサイトカインは自分では脳の視床下部まで辿り着けないんだ。
だからサイトカインが新たな物質であるプロスタグランジンE2を作り出すニク。
これでやっと脳はウイルスの侵入を知り、身体を防衛するために発熱を開始するんだ。
次になぜ身体は防衛のために発熱をするかを解説するニクよ。
風邪のウイルスは低温の方が繁殖しやすいって言われているニク。
だから発熱により、身体の体温を上昇させてウイルスの繁殖を防ぐニク。
更に発熱によってウイルスと戦ってくれる白血球の動きが高まるニクよ。
だから発熱したほうが有利だからなんだ。
以上が風邪の時に身体が発熱するメカニズムと身体が自己防衛のために発熱する理由ニクね。
風邪の時に発熱するのは身体がきちんと戦っている証拠でもあるニクよ。
寒い時に身体が震える生理現象シバリングについて
寒い時に身体がブルブル震える経験はみんなあるニクよね?
この寒いと身体が震える現象は何故かみんな知ってるニク?
これは寒さに対して、身体が震えることで体温を保つための生理現象で、シバリングと言われているニク。
シバリングは体を震わせて、筋肉を動かすことで熱を発生させるニク。
シバリングは、脳の視床下部という体温の調整を行う総合中枢の指令よって行われるニク。
この脳の視床下部の指令を受け、骨格筋という筋肉を収縮させることで熱を生み出すんだ。
つまりこの収縮はランダムに行われるため、自分でもコントロールできない形でブルブルと震えるニク。
だから寒い時に体温を調節しようと無意識に身体が震えるニクね。
身体ってうまく出来てるニクね。
シバリングについて一通り説明したけどみんな理解できたニクか?
まとめると寒さからくるシバリングは身体が体温を調整しようと正常に機能してということニク。
それでもシバリングが気になる時は身体を温かくすることで治すことが出来るニクよ。
誰もが一度は飲んだことのある解熱剤のメカニズムとは?
次は解熱剤のメカニズムについて解説するニク。
解熱剤には様々な種類があるニク、今回は一般的によく知られているアスピリンの解熱効果のメカニズムについて説明するニクよ。
アスピリンは、プロスタグランジンという脳にウイルスの侵入や、身体の異常を伝える、物質の生成を直接阻害するニク。
その結果脳はウイルスの侵入や、身体の異常を感知できず、体温を上げたり、痛みを増幅したりなどの身体の防衛機能が機能しなくなるニク。
まとめるとアスピリンは、プロスタグランジンという脳に、身体の異常を伝える物質の邪魔をすることで、身体の発熱を起こさないようにするニク。
今回は発熱について色々紹介したけどみんなわかったニクか?
最後に解熱剤について解説したけど、現在の科学では発熱は身体を守る防御機能のひとつと考えられているニク。
だから軽度の発熱で、それほど苦痛を訴えていないような場合には、身体の防御機能を阻害しないためにも解熱剤は必要ないと考えられているニクよ。